バーをカフェとして使うという選択
2026/10/23
お酒を飲まない夜に、行ける場所が少ない
夜にゆっくり座って話せる場所を探すと、意外と選択肢が少ないことに気づきます。カフェは夕方で閉まり、ファミレスは明るくて賑やか、居酒屋は飲まない人として座るには少し居心地が悪い。そんな話を、店でよく聞きます。
お酒を飲まない理由は人それぞれです。車で来た、翌日が早い、体調を整えている、もともと飲まない。どれも特別な事情ではなく、ごく普通のことです。それなのに、飲まない人が夜に落ち着ける場所は、あまり知られていません。
その役割は、実はバーが引き受けられます。
バーは、一杯だけでも成立するお店です
バーはお酒を飲みに行く場所だと思われがちですが、仕組みとしてはカフェに近いお店です。コースで料理を出すわけではなく、一杯の飲み物と少しのつまみで時間を過ごす。注文の単位が一杯なので、長く座るのも、軽く一杯で帰るのも、どちらも自然です。
当店はカウンター7席と4人掛けのテーブル2卓だけの小さな店で、店内はいつも静かです。お酒を注文しなくても、席の使い方は何も変わりません。ノンアルコールの一杯で、同じ時間を過ごしていただけます。
カフェのつもりで入って、何も気を遣わずに済む。これがバーのカフェ利用です。
ノンアルコールは、我慢して飲むものではなくなりました
少し前まで、飲まない人の選択肢はウーロン茶かオレンジジュースでした。今はまったく違います。アルコール0.00%でも、作り込み次第で十分に満足できる一杯になります。
当店にも、ノンアルコールだけのメニューがあります。定番のソフトドリンクのほか、店のおすすめで作るノンアルコールカクテル、デザートのようなラテ、チョコレートを使った一杯。そして、ウイスキーの樽熟成をイメージして組み立てた「Oak Collection」は、当店限定の大人向けノンアルコールです。
飲めないから仕方なく頼むのではなく、これが飲みたいから頼む。そういうメニューを揃えています。
夜に甘いものを食べられる場所として
甘いものは、夜のほうがおいしく感じることがあります。ところが、夜にデザートだけを頼める店は思ったより少ないものです。
クリームソーダ、デザートのようなラテ、チョコレートの一杯。食後にもう一軒という使い方でも、夕食の代わりに甘いもので済ませたい日でも構いません。デザート目当てで来ていただいて、まったく問題のないお店です。
一人で座っても、気まずくならない時間
カフェを一人で使う人は多いのに、バーを一人で使うのはハードルが高いと感じる方がいます。実際は逆で、カウンターのある小さな店は、一人のお客様がいちばん来やすい場所です。
本を読んでいても、携帯を見ていても、黙って座っていても構いません。話しかけてほしい方にはお話ししますが、こちらから会話をお願いすることはありません。一人で何も考えない一時間を過ごす場所として使っていただけます。
なお、当店には保護猫がいます。猫のことは、当サイトの保護猫のページでも紹介しています。
カフェとして使うときの、頼み方のコツ
最初に「今日は飲まないんです」と伝えていただけると、こちらも組み立てやすくなります。甘いものが好きか、すっきりした炭酸がいいか、コーヒーのように苦みがあるものか。それだけ教えていただければ、合いそうな一杯をお出しします。
メニューが読めなくても大丈夫です。ウイスキーの名前を覚えている必要も、お酒の知識も要りません。カフェでコーヒーの豆の産地を気にせず注文するのと同じで、「今日はこういう気分」で頼んでいただくのがいちばん早いです。
滞在時間も自由です。一杯で三十分の方もいれば、二杯で二時間の方もいます。どちらも歓迎しています。
カフェのつもりで、扉を開けてみてください
バーの扉は重く見えますが、中でしていることはカフェとそう変わりません。静かに座って、好きな一杯を飲んで、話したり話さなかったりする。それだけです。
北九州・戸畑で、夜に落ち着けるカフェのような場所を探している方。お酒を飲まない日にも使える一軒として、またたび酒場ルポを思い出していただけたら嬉しいです。
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またたび酒場 ルポ
福岡県北九州市戸畑区沖台2丁目3−6 ウィステリアビル1階
電話番号 : 080-5247-5027
戸畑でカフェ気分も楽しめる
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